icons

ブログ

ブログ

更新日:2024.12.10
公開日:2024.09.03

アサイン管理ツールの選び方/エクセルとSaaSのメリット・デメリットを解説

プロジェクト型ビジネス(システムの受託開発、Web制作、コンサルティング業務)において、提案フェーズから受注フェーズにかけて重要になるのがアサイン管理。要員のアサイン調整ができずにクライアントへの提案ができなかったことや、受注時期が後ろ倒しになって、メンバーの稼働に穴があいたなどの苦い経験をした方もいるのではないでしょうか?

今回はアサイン管理ツールの選び方について、500人規模のアサイン最適化を実現したアイリッジCo-Assignチームが導入検討のポイントについて解説していきます。また、エクセルとSaaSとのメリット・デメリットについても解説します。

アサイン管理ツールの選び方/エクセル・スプレッドシート・SaaS?

アサイン管理とは何か?

プロジェクト型ビジネス(システムの受託開発、Web制作、コンサルティング業務)において、提案から受注フェーズにおいて発生する業務のひとつに「アサイン管理」があります。

提案フェーズでは、顧客要望を実現するためのプロジェクト体制の検討や見積の作成において「アサイン管理」が重要なポイントになります。

受注フェーズでは、メンバーの稼働状況を踏まえて、プロジェクトに人を割り当て、メンバー間の稼働状況をコントロールすることが「アサイン管理」の重要なポイントになります。

このように提案から受注フェーズにおいて、プロジェクトを成功に導くための重要な業務となります。

アサインは何を管理するのか?

プロジェクトとリソースの観点で整理すると次のようになります。

プロジェクトで管理すること

  • プロジェクトのステータス:提案中、受注見込み、受注済みといったステータスを管理
  • プロジェクトの期間:プロジェクトの開始、終了時期を管理
  • プロジェクト体制図と稼働予定:役割ごとの体制と各役割のプロジェクト期間内の稼働予定を管理
  • プロジェクトの受注金額と想定原価:受注時の受注金額と見積時の想定原価を管理

リソースで管理すること

  • メンバーの役割やスキル:PMやSEなど役割や資格、スキル、経験を管理
  • メンバーの稼働予定:月単位や週単位での稼働予定を管理
  • メンバーの稼働実績:プロジェクトにおける稼働実績を管理

アサインはどのように管理するのが効果的なのか?

プロジェクトのステータスや稼働状況など、常に変化していく情報をいかに最新化し、誰でも、いつでも閲覧できるように見える化することが効果的なアサイン管理です。

会社や組織の規模が小さく、プロジェクトやリソース(人員)が少ないうちは、担当者が自身の頭で把握する、または、エクセルやスプレッドシートで情報を集約していても問題なく運用できます。

しかし、リソース(人員)が20人を超えてくると、エクセルやスプレッドシートでの運用が難しくなります。このタイミングで、アサイン管理ツールを検討してみてもいいのではないでしょうか?

アサイン管理がエクセルではダメなのかについてこちらの記事で解説しています。

アサイン管理ツールの導入のポイント

エクセルやスプレッドシートか、SaaSか、オンプレミスかについて、選定のポイントを解説します。

最も大事なことは、本当に解決したい課題は何かを明確にすること。

  • アサイン状況や人的リソースを管理したいのか。
    • アサイン管理ツールを導入
  • プロジェクトのタスクや工数管理をしたいのか。
    • プロジェクト管理ツールや工数管理ツールを導入
  • 全社や部門のパイプライン管理をしたいのか。
    • 案件管理ツールを導入
  • 社員のスキルやキャリアパスを管理したいのか。
    • タレントマネジメントツールを導入

課題に対して選定するサービスは異なります。

自社の業務がプロジェクト型かSESか?

プロジェクト型(受託開発や自社サービスの開発)、SES(要員派遣)で提供する機能が異なります。

プロジェクト型ビジネスに効果的なアサイン管理ツール

SESに効果的なアサイン管理ツール

アサイン管理ツール比較表

会社名 サービス名 初期費用 月額費用 無料トライアル 主な機能・特徴
株式会社アイリッジ Co-Assign(コーアサイン) 無料 3万円〜 あり – 要員リソース管理、アサイン計画、プロジェクト予実管理
– 人軸・プロジェクト軸の稼働率の可視化
– メンバーの役割・スキル・稼働予定の管理
– 役割・スキルでの仮アサイン対応
株式会社チームスピリット チームスピリットシリーズ(チムスピ工数) 150,000円 ユーザー数に応じて変動(要問合せ) 記載なし – アサイン管理、勤怠管理、工数管理、経費精算を統合したクラウドサービス
– 工数登録機能で入力管理の効率化
– ダッシュボードでの可視化
株式会社エフ・ディー・シー fapi 500,000円 Minimum 300円/月・人、Standard 400円/月・人、Premium 800円/月・人(最低利用人数100人) あり – エンジニアのスキル、プロジェクト、案件情報の登録・検索機能
– SES業務向けの業務経歴表の出力
– アサイン状況と経歴表の連携による提案スピードアップ
株式会社エス・ジー ようかん 30,000円 7,000円/ユーザー(最低2ユーザー) あり – SES事業者向け要員の稼働状況・売上管理
– 技術経歴表の作成
– 営業提案のサポート
株式会社RIT asmana 無料(ベータ版) 無料(ベータ版) あり(ベータ版) – メンバーの稼働状況管理
– 外部エージェントへの人材募集機能
– PJ型ワークスタイルのアサイン管理

アサイン管理ツール5選はこちらの記事で解説しています。

管理するメンバーのボリューム感は?

会社や組織の規模が小さく、プロジェクトやリソース(人員)が少ないうちは、担当者が自身のエクセルやスプレッドシートで情報を集約していても問題なく運用できます。

こちらの記事もあわせて確認ください。

しかし、リソース(人員)が20人を超えてくると、エクセルやスプレッドシートでの運用が難しくなります。

また、管理する人数は費用に影響します。規模拡大に応じてメンバーの追加や修正が容易にできることもツール選定のポイントになります。

SaaS か オンプレミスか?

自社の業務に合わせてカスタマイズが必要な場合はオンプレミスとなります。しかし、初期コストと運用コストがSaaSに比べて格段に大きくなります。

まずは無料トライアル

SaaSとして提供されるアサイン管理ツールは、無料トライアル版があります。上記のポイントを整理し、まずは無料トライアルにて検証してください。

自社のアサイン課題から生まれたアサイン特化型管理ツールCo-Assign

PM・エンジニアを100名以上抱える株式会社アイリッジの社内リソース管理の課題から生まれたサービス「Co-Assign(コーアサイン)」。プロジェクト型ビジネス展開をしている、システム開発やコンサルティング事業の事業拡大を支援するツールです。

Co-Assignの資料請求はこちらの「問い合わせフォームを開く」からお願いします。

1 社内リソースの状況を可視化し見える化できる

メンバーの稼働予定を踏まえて要員計画を作成することができます。

またメンバーの役割と保有スキルも登録できるので、社内リソースに関する情報はCo-Assign(コーアサイン)に集約・見える化が可能です。

アサイン管理ツールCo-Assign

2 アサイン会議はCo-Assignを使って効率化

社内リソースの可視化ができればアサイン会議は効率化できます。
事前準備や共有時間を短縮でき、最適なアサインの検討に時間をかけることができます。

アサイン管理ツールCo-Assign

稼働状況や役割・スキルを考慮したアサイン計画

役割、スキルとアサイン状況(計画稼働率)をもとにしたプロジェクトへのアサインだけでなく、先々の案件への役割やスキルでの仮アサイン機能や緊急時の要員追加など、アサインにおける様々なシーンに対応できるアサイン計画機能を提供。アサイン計画作業を効率化します。

プロジェクトの計画と実績の予実を管理するプロジェクト予実管理

プロジェクトへのアサインが完了すると、プロジェクトの計画原価を自動計算。実績データを入力することでプロジェクトの収支を確認でき、メンバー単位で稼働計画と実績の振り返りが可能。

月単位でプロジェクトの売上と原価、粗利を管理。稼働にかかわる費用だけでなく、サーバー費用やライセンス費用などのコストも管理可能。収支計画と実績の可視化を実現。

アサインに関するデータはすべて蓄積されるので、キャリアプランや育成など、人材育成や採用でのデータ活用が可能。

こちらの記事もあわせて確認してください。

まとめ

プロジェクト型ビジネス(システム開発、web制作、コンサルティング業務)のアサイン管理ツールはCo-Assignだけです。Co-Assignにご興味ありましたらお気軽にお問い合わせください。

私たち、株式会社アイリッジは、リソース管理・アサイン管理業務を効率化する人材最適化プラットフォーム Co-Assign(コーアサイン)を提供しています。

Co-Assignの問い合わせ、資料請求はこちらから!

Co-Assignの問い合わせ、資料請求はこちらから!

ブログ最新記事

最新の導入事例

ブログ一覧へ