今回は、ジーアイクラウド株式会社 松為様にアサインに関する課題感やアサイン管理ツールCo-Assignの活用方法をインタビューいたしました。
弊社は、伊藤忠商事株式会社のグループ企業として、Google Cloud™ を基盤としたシステムインテグレーション事業を行っております。Google Cloud™を活用した受託開発、技術支援を中心に、お客様のニーズに合ったサービスを提供しています。
弊社はお客様の課題に対して、積極的に提案を行い、様々な案件を受託するスタンスで仕事をしています。その結果、受託する案件の規模や開発内容は多種多様で、どのプロジェクトに誰をアサインするかといった作業が複雑なパズルゲームとなっていました。
スプレッドシートでアサイン状況を管理していましたが、それぞれが自分が使いやすいように修正を加えてしまい、最終的には管理表が壊れてしまうといったことも発生してしまいました。
また、会社の規模が大きくなり、案件数や社員数が増えてくるとスプレッドシートでの不安定な運用では限界を感じるようになりました。
先ほどもお話ししましたが、弊社はエンジニアの集団です。最初は自分たちでスプレッドシートに代わるアサイン管理ツールを作ろうと考えていました。しかしながら、お客様の案件対応を優先すると、アサイン管理ツールを作成する時間がとれず、時間を作るために仕事を受注しないということもおかしなことであり、自分たちの業務にあうアサイン管理ツールを探し始めました。
アサイン管理ツールを探していると、予実管理や実績管理ができるツールはたくさんあることが分かったのですが、予定(アサイン)を管理するツールを見つけることがなかなかできませんでした。
そのような状況において見つけたのが、Co-Assign(コーアサイン)でした。アサイン課題の解決を起点に開発されたツールということが導入の決め手になりました。
現在は、マネージャー、見積担当、プリセールス担当の数名程度がCo-Assign(コーアサイン)を使ってアサイン管理を行っております。アサイン対象となるエンジニアは約40人となります。
先々の案件のアサイン状況まで中長期的な視点で確認できるようになったことは導入して良かったと感じるところです。
スプレッドシートでアサイン管理をしていた時は、スプレッドシートのメンテナンスに時間がかかっていましたが、その作業から解放されたことは分かりやすい効果だと思います。
また、アサインに関する情報が一元管理されて、可視化されたことで、アサイン調整がすぐにできるようになりました。
今まではアサイン調整はマネージャーしか知らない情報でした。密室にするつもりはないのですが、結果的に密室で決めている状況になっていました。
プリセールス担当へもCo-Assign(コーアサイン)を公開しており、アサイン状況をもとにお客様とプロジェクト開始時期を調整してもらっています。
今後はエンジニア自身が自分の稼働を自分自身で公開できるような、エンジニアが主体的に活用できるような運用を考えていきたいと思っています。
プロジェクトだけでなく、社内業務改善など、様々な稼働を可視化することで限られた人的リソースを最大限活用できるようにしていきたいと考えています。
私たち、株式会社アイリッジは、リソース管理・アサイン管理業務を効率化する人材最適化プラットフォーム Co-Assign(コーアサイン)を提供しています。