いまエンジニアのリスキリングの重要性が高まっています。どのような背景があるのでしょうか?また、リスキリングに取り組む上での課題やステップはどのようなものでしょうか?
DX時代の人材戦略「リスキリング」
DXプロジェクトでは、スピード重視のアプローチや新しい技術・多様なスキルの活用が求められます。開発・設計・技術・プラットフォームの変化に対応して、エンジニアは、1年~1年半毎にスキルを学び直さないといけないと言われています。
エンジニアの求人倍率は10倍を超える
dodaの2022年9月の転職求人倍率レポートによると、エンジニア(IT・通信)の求人倍率は10.07倍で、全体の求人倍率2.11倍に対して約5倍となっています。採用難に加えて、採用フィーも高騰しており、低コストで取り組める自社のエンジニアのリスキリングの重要性が増しています。
リスキリングの課題~「スキルの可視化」と「コンテンツの整備」
リスキリングには、現状のスキルと育成したいスキルの双方の可視化が必要になりますが、そもそもスキルが分からなかったり、可視化する仕組みが無いといった課題があります。また、学習するコンテンツの整備についても、社内で最新の技術を教えられる人がいない、社内のOJTや社外のeラーニングで充分か分からないといった課題があります。
リスキリングのステップ
リスキリングに取り組む際のそのような課題に対する進め方は、以下のステップで実行することが提唱されています。
1.スキルの可視化
業績や事業内容を参考に、何を習得すべきかを決定します。育成テーマに対するスキルレベルと学習ロードマップを定義し、各技術の経験者にヒアリングをしながら、最新のスキルマップを作成します。次に、育成対象者を選定し、現状のスキルと育成したいスキルとのギャップを分析します。
2.プログラムの準備
スキルギャップを埋めるための学習コンテンツを選定、技術はすぐに陳腐化するため、最新のコンテンツを選定します。社員が効率よくスキルを習得できそうなプログラムを考えることが大事です。プログラムの構成や順番にも気をつけて、質の高いプログラムを用意します。運用方法や予算に合わせて決定します。
3.社内協力体制の整備
社内で協力体制を構築します。どのようなキャリアメリットがあるかなどの内発的な動機づけを行います。社員間で一緒に学ぶことが出来る環境作りやインセンティブの用意も検討します。定期的なコミュニケーションを図り、進捗やモチベーションの状況を確認していきます。
4.リスキリングの実施
習得したスキル・知識を実践で使ってもらうことが大切です。実際の案件やプロジェクトにアサインして、取り組んでもらいます。実際のプロジェクトが無い場合には、社内プロジェクトにアサインするなどの対応も必要です。 スキルアップを測定し、ベンダー資格取得やポートフォリオ作成など、学び・スキ ルを客観的に証明できる状態にします。
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