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更新日:2024.10.25
公開日:2024.08.18

アサイン管理の見える化?アサイン管理の可視化?

ビジネスにおいて、「見える化」・「可視化」という単語はよく出てきます。アサイン管理においてもよく使われる単語です。二つの単語の違いについて深く考えることなく、アサイン管理ツールCo-Assignの資料や商談で使っていました。

「見える化」と「可視化」の違いは何なのか。ふと気になったので、調べてみることにしました。

アサイン管理の見える化・可視化について/見える化>可視化>視覚化

「見える化」と「可視化」。それぞれどういう意味?

1.「見える化」とは?

諸説ありますが、「見える化」という言葉。1998年に発表されたトヨタ自動車株式会社の岡本渉氏の論文「生産保全活動の実態の見える化」が起源と言われています。

この論文はトヨタ生産方式における「目で見る管理」がベースとなっています。

一つの例として、異常が発生したとき、誰でも異常発生がわかるような状態にする。それを見て誰もが同じ認識を持ち、かつ、誰もが意識せずとも見える状態にするということ。これが「見える化」となります。

製造業では古くから使われていた手法です。

2.「可視化」とは?

英語で表現にすると「visualization」。一般的には、目に見えないもの(データ)を表やグラフなどをつかって見られる状態にすることを意味します。

たとえば、「今期は売上目標達成が厳しそうだ」。これを可視化すると、

「今期の売上目標に対して、現状の売上見込みを集計すると目標比80%で未達である」。となります。

「見える化」と「可視化」、何が違う?

この二つの単語は密接に関係しています。しかし、焦点を当てる部分に違いがあると言えます。

  • 見える化:情報の公開や透明性の向上に重点
  • 可視化:情報を視覚的に理解しやすい形に整理することに重点

言い換えると、可視化した情報を共有することが見える化。そして業務改善につながる。これを端的に表現しているのが、Toyota Wayの以下の一文かと思います。

The problems do not appear from nowhere, they have been hidden. To bring problems into surface Toyota Way suggest visualization and cleaning out.

(問題は突然発生するのではなく、隠れている問題が顕在化するだけ。見える化とはすべての問題を表面化し、問題を一掃すること)

アサインの可視化とアサインの見える化

これらはどちらもプロジェクト管理や業務の進行において、リソースやタスクの割り当て状況を視覚的に把握することを目的としています。しかし、使われ方やニュアンスに若干の違いがあります。

アサインの可視化

  • 意味: アサインの情報を「視覚的にわかりやすく表示する」こと。
  • 目的: 情報を視覚的に整理し、理解しやすい形式で表示することが目的。
  • 例: ガントチャートやカレンダー形式でアサインの割り当てを表示。色分けやアイコンを使って進捗状況を視覚的に表現するなどが該当します。

アサインの見える化

  • 意味: アサインを「見えるようにする」ことを指します。
  • 目的: 情報が非公開や非表示の状態にある場合、それをオープンにする。誰でもアクセスできる状態にすること
  • 例: チームメンバーが現在どのプロジェクトに取り組んでいるかを一覧で確認できるようにする。プロジェクトの進行状況を関係者全員が確認できるようにする、などが該当します。

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アサイン管理ツール Co-Assign

Co-Assignについてはこちらの記事も確認ください。

まとめ

ビジネスを行う上で、現状をきちんと把握し、対策を講じることは当たり前の作業です。その際に行っている作業が可視化。改善を繰り返す仕組みが見える化なのではないでしょうか?アサイン管理においても同じかと思います。

どちらの単語を使っても、認識違いを発生させることはないです。言葉の意味を考えるいいきっかけとなりました。

私たち、株式会社アイリッジは、リソース管理・アサイン管理業務を効率化する人材最適化プラットフォーム Co-Assign(コーアサイン)を提供しています。

Co-Assignの問い合わせ、資料請求はこちらから!

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