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公開日:2025.03.14
プロジェクト管理でチーム全体の力を最大限に引き出すためには、それぞれのメンバーへの適切なアサインがとても重要になります。
アサイン管理がうまくいかない場合、プロジェクトに遅延や品質の問題が起こるリスクがあります。
ここではアサインに関するリスク、プロジェクト管理ツールだけでは解決できない課題、そしてアサイン管理ツールとプロジェクト管理ツールをうまく使い分けるコツについて見ていきます。
***目 次***
3.アサイン管理ツールとプロジェクト管理ツールの効果的な使い分け
4.まとめ
プロジェクト効率化のための空き要員リスクマネジメント
プロジェクトにおいて、空き要員が発生すると、その影響は現れます。
キータスクが未割り当てのままになり、プロジェクトのマイルストーンが達成されないことが多く、最終的には納期遅延やコスト超過につながります。空き要員のリスクを最小限に抑えるには、予測と計画が不可欠です。
◇プロジェクト遅延
空き要員がいると、必要なスキルセットを持った人材が不足し、プロジェクトの進行が遅れることがあります。
これは特に、特定の専門知識を要するタスクにおいて顕著です。
◇コスト増加
要員が不足している場合、外部からの臨時スタッフを雇うなどして対応する必要が生じることがあります。
これには追加のコストが発生しますし、外部スタッフがプロジェクトに慣れるまでの時間も必要です。
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なぜプロジェクト管理ツールだけでは人員アサインが難しいのか
プロジェクト管理ツールは多岐にわたるタスクのスケジューリングや進捗追跡には非常に優れていますが、社員のスキルセットや利用可能性など、リソース管理の細かい部分についてはしばしば機能が限定的です。
特に、多様なスキルが求められる大規模プロジェクトでは、個々の人材の能力や適性を詳細に把握し、最適なタスクにアサインするための支援が不十分なことがあります。
さらに、プロジェクト管理ツールは社員のモチベーションや個人的な状況など、人的要素を十分に考慮しない場合が多いです。
このため、実際のプロジェクトのニーズやチームメンバーの個々の課題を見落とし、プロジェクトの遅延や効率の低下を招くリスクがあります。
これらの課題に対処するためには、プロジェクト管理ツールだけではなく、アサイン管理ツールを適切に利用することが重要です。
アサイン管理ツールは、リソースの詳細な可視化、スキルマッチング、人材の動的な配置やスキル開発計画のサポートといった機能を提供し、プロジェクト管理ツールがカバーしきれない領域を強化します。
それぞれのツールが持つ特定の強みを理解し、プロジェクトの要件に合わせて使い分けることが、組織の効率を最大化し、プロジェクトの成功率を高めることになります。
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アサイン管理ツールとプロジェクト管理ツールの効果的な使い分け
アサイン管理ツールとプロジェクト管理ツールはそれぞれ異なる機能を持ち、特定の目的に最適化されています。
これらのツールをうまく使い分けるための方法を考えてみましょう。
◆プロジェクト管理ツール
プロジェクトの進行状況、マイルストーン、予算管理、コミュニケーション、ドキュメント共有など、プロジェクト全体の管理と追跡に焦点を当てます。
◆アサイン管理ツール
従業員のスキルセット、可用性、業務負荷の平準化、キャリア開発といった、リソースの最適配置に重点を置きます。
これらのツールが互いに情報を交換できるのが望ましいです。
例えば、アサイン管理ツールで更新されたリソースの可用性情報をプロジェクト管理ツールが参照できるようにすることで、リアルタイムでの適切な人員配置が可能になります。
また両ツール間で必要とされる共通データ(社員のスキル、プロジェクトの要件など)を一元管理することで、
情報の整合性を保ち、繰り返し入力の手間を省きます。
社員に両ツールの適切な使用方法を教育し、それぞれのツールの最大限の利点を理解できるよう支援します。
また、どのツールをいつ使うべきかのガイドラインを提供することも有効です。
実際のプロジェクト運用から得られるフィードバックを用いて、ツールの設定やプロセスを継続的に改善します。
これらの方法により、アサイン管理ツールとプロジェクト管理ツールの両方の機能を最大限に活用し、組織のニーズに合わせて最適なリソース管理とプロジェクト運営を行うことができるでしょう。
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まとめ
プロジェクトの成功は、適切なツールの選択とそれらの使い分けにかかっています。アサイン管理ツールをプロジェクト管理ツールと組み合わせることで、リソースを最適に活用し、空き要員のリスクを効果的に管理することができます。
上記のツールをうまく使い分けるには、情報交換やデータ一元管理といった、
「自動化されていればすぐに効果が出る」と考えがちですが、実際にはそれぞれのツールの特性を理解し、目的に合わせて適切に活用することが重要です。
プロジェクト管理ツールとアサイン管理ツールを併用する場合、それぞれのツールの強みを活かしながら、プロジェクトのニーズに応じてカスタマイズする必要があります。
ツール間の連携を考慮し、ユーザーのトレーニング、データの一貫性保持、システムの適切な設定が必須です。
さらに、定期的なレビューを行い、使用状況を評価することで、各ツールの効果を最大化し、アサイン管理とプロジェクト進行の両方をスムーズに進めることが可能です。これにより、ツールをただ導入するだけでなく、その機能を実際の作業プロセスにうまく組み込むことで、よりスムーズに進めることができます。
私たち、株式会社アイリッジは、リソース管理・アサイン管理業務を効率化する人材最適化プラットフォーム Co-Assign(コーアサイン)を提供しています。
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