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DX推進体制の作り方。「CIO/CDXOの役割・権限の明確化」「外部コラボレーション」でDXを加速!

更新日:2023年2月16日



近年、DX推進する経営レベルのポジションに「CIO」や「CDXO (Chief DX Officer) 」を設ける企業が増えています。

DXは全社一体の取組みが必要で、経営層・事業部門・IT部門の連携が欠かせません。 DX戦略策定や意思決定・体制構築のため、最高責任者となる「CIO/CDXO」の在り方が問われています。

そこで、今回は「CIO/CDXOの役割・権限」「DX推進体制の作り方」を紹介。DX推進に悩む企業のご担当者さま、ぜひご覧になってくださいね。




CIO/CDXOの役割・権限とは


【CIO/CDXOの役割】 経営資源の配分を、経営トップと対等に対話し「デジタル戦略をリードする経営層」がCIO/CDXO。2つの役職の役割を詳しく見ていきましょう。

●CIOの役割 CIOは現行の情報システム最適化(モダナイゼーション)と、組織・部門間を越え「企業グループ全体を俯瞰した経営変革」を主導します。

CIOは「Chief Intelligence Officer」「Chief Innovation Officer」「Chief Information Officer」の3つに分かれ、それぞれ目指すべき「ミッション・役割」が定義されています。

引用画像:「平成21年度IT人材育成強化加速事業(CIO育成カリキュラム策定事業)報告書


●CDXOの役割 CDXOは主に「DX戦略の策定と遂行責任」を担います。CDXOの定義された役割は以下の通りです。

(1) DXの戦略策定 (2) DX戦略を推進するための全社的なコーディネーション (3) DX推進のための企業文化の変革

【CIO/CDXOの関係性。役割・権限の明確化】 CIO/CDXOは相互補完する関係で、CDXOは“DX最高責任者”としてCIO業務の一部を担います。経営レベルでDX推進するには、「CIO/CDXOが担う役割・ガバナンス対象の定義」が必要不可欠です。

国内企業の多くは「CIO/CDXOの役割定義・役割分担」が確立されておらず、CIOがCDXOを兼務している例も多数。

CDXOを任命できていない企業も散見され、CDXO不在により「DXの進捗状況」「DXの阻害要因」を、経営層が正しく認識できないリスクが高まります。

一方、CDXOの立場が確立されている企業は、「経営層・事業部門・現場の意思疎通と合意形成」が促進。正しい状況把握により、「DX推進する適切な人材アサインの判断」が可能に。デジタル技術の導入推進・有効活用につながります。

共通理解の形成・ビジョンの提示


【共通理解の形成】 DX実現には、経営層・事業部門・IT部門の対話を通じ、協働して「ビジネス変革に向けたコンセプト」を描く必要があります。経営者が将来ビジネスを見据え、「DX取組の方向性・ビジョン」を示すことが重要です。 一方で、「DXとは何か」「会社のビジネスにどう役立つのか」基本的な共通理解が形成できていない・合意に至らない場合、DX停滞に直結します。思い描くビジョン・コンセプトの未共有は、具体的な「DX推進アクションにつながらない」結果を招きます。 企業のDX停滞理由の多くは、「関係者間の対話不足」に起因します。DX推進には、経営層のビジョンが重要で、それらを社内外に発信・伝達する「対話」が不可欠です。

DX推進体制の作り方:外部・遠隔コラボレーションの有効活用

【リモートワークを“イノベーション創出のインフラ”に】 新型コロナウイルス感染防止に有効な事業継続ツールとして、「リモートワーク用ITインフラ整備」が急速に進む昨今。遠隔コラボレーションが可能なITインフラは、感染防止に留まらず「イノベーション創出のインフラ」になり得ます。 DXは製品・サービスを短期間で市場投入する「スピード」が重要。スピード確保のためシステムを「作る」より、他社を含めた既存サービスを「使う」「つなげる」ことで迅速に価値創出する発想が必要です。 システム内製化する場合も、社内のみで「必要な技術要素の全て」を満たす技術者が確保できるとは限りません。特定の技術領域で強みを持つ「外部技術者とコラボレーション」することで、価値創出を素早く実現できます。

【“外部コラボレーション”でDXを成功に導く】 「同じ時間・同じ場所」に居なければコラボレーションできなかったのが、コロナ禍前の業務環境。リモートワーク可能なインフラ整備により、「地理的に離れた人材」の能力を柔軟に活用できることに。 また、時間・場所・雇用形態を問わない働き方が進み「働き方の柔軟性・人材活用の多様性」が増しています。外部・遠隔コラボレーションを有効活用し、「多様なヒトを活かした推進体制」を構築することで、DX成功の可能性は高まります。 外部技術者とのコラボレーションは「人材アサインツール」を使うことで、一気に加速できます。


「リソース管理」に関する課題に対して、Co-Assign がどのような機能を提供しているかは、機能:リソース管理 にて画面を交えながらご説明しています。



外部コラボレーション実現のプラットフォームは「Co-Assign(コーアサイン)」

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