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更新日:2026.08.09
公開日:2024.10.31
プロジェクトが増えるにつれて、「誰がどの案件に参加しているのか」「来月以降に空きがあるメンバーは誰か」「一部のメンバーに負荷が偏っていないか」といった確認が難しくなります。
Excelやスプレッドシートでもリソース管理はできますが、管理する人数やプロジェクトが増えると、更新や集計に時間がかかり、最新の状況を把握しにくくなります。
こうした課題の解決に役立つのが、リソース管理ツールです。
本記事では、人材の稼働状況や複数プロジェクトへの配分を管理できるリソース管理ツールを比較します。各ツールの特徴に加え、選び方やExcelとの違い、導入時のポイントも解説します。
※本記事に掲載している製品情報は2026年8月時点のものです。機能や料金プランの最新情報は、各製品の公式サイトでご確認ください。
リソース管理ツールには、人材配置に特化したものから、プロジェクト管理やタスク管理の一部としてリソース管理機能を提供するものまで、さまざまな種類があります。
まずは、今回紹介する5つのツールの特徴を比較します。
| ツール | 主な特徴 | 向いている企業 |
|---|---|---|
| Co-Assign | 人軸・プロジェクト軸でアサイン計画や稼働状況を可視化 | 複数案件の人材配置や要員計画を管理したい企業 |
| Lychee Redmine | プロジェクト管理と工数・稼働率管理を一体化 | Redmineを利用している企業や開発プロジェクト |
| Asana | タスク・プロジェクト・ワークロードを一元管理 | 部門横断で業務やタスクを管理したい企業 |
| Wrike | 作業負荷、予定時間、タイムシートなどを管理 | 複数チームの業務量を調整したい企業 |
| Resource Management by Smartsheet | 組織横断のキャパシティ、スケジュール、予算を管理 | 大規模な組織や複数部門のポートフォリオ管理 |
どのツールが適しているかは、管理したい対象によって変わります。
例えば、タスクの進捗管理が中心であればAsanaやWrikeが候補になります。一方、「誰をどのプロジェクトに、いつ、どの程度アサインするか」を管理したい場合は、Co-Assignのような人材配置に特化したツールが適しています。
Co-Assignは、プロジェクトへの人材配置や要員計画を効率化するアサイン管理ツールです。
プロジェクトごとに作成した要員計画を集約し、人軸とプロジェクト軸の両方から、メンバーのアサイン状況や計画稼働率を確認できます。
「誰がどの案件に参加しているか」だけでなく、「来月以降に誰が空く予定か」「一部のメンバーにアサインが集中していないか」といった将来のリソース状況も把握しやすくなります。
受注前の見込み案件については、役割や必要工数を使って仮アサインを登録できます。受注確度の異なる案件を含めてシミュレーションすることで、将来のリソース不足や重複を早い段階で確認できます。
また、プロジェクトごとの計画工数と実績工数、原価や粗利を確認できるため、人員配置だけでなくプロジェクトの予実管理にも活用できます。
Co-Assignの主な特徴
複数のプロジェクトが同時に進み、メンバーが複数案件を兼務するシステム開発会社、Web制作会社、コンサルティング会社などに向いています。
一方、個々のタスクの進捗や担当者間のコミュニケーションを細かく管理するツールではありません。タスク管理が必要な場合は、既存のプロジェクト管理ツールと役割を分けて利用することが適しています。
Lychee Redmineは、オープンソースのプロジェクト管理ツール「Redmine」を拡張したプロジェクト管理ツールです。
ガントチャートやカンバン、バックログなどのプロジェクト管理機能に加え、リソースマネジメント機能を利用できます。
メンバーごとの予定時間や実績時間、稼働率、生産性をグラフや表で確認できるため、プロジェクトの進捗と人員の負荷を同じ環境で管理できます。
Redmineをすでに利用している企業や、タスクの進捗と工数を連動させて管理したい企業に適しています。
Lychee Redmineの主な特徴
リソースマネジメント機能は、利用するプランによって提供条件が異なります。導入前に、必要な機能が対象プランに含まれているか確認しましょう。
Asanaは、タスクやプロジェクト、ワークフローを一元管理できるワークマネジメントツールです。
各タスクに担当者や期限を設定し、リスト、ボード、カレンダー、タイムラインなどの形式で進捗を確認できます。
ワークロード機能を利用すると、メンバーに割り当てられているタスク量を確認できます。特定のメンバーに仕事が集中している場合は、タスクをほかのメンバーへ再配分する判断がしやすくなります。
複数のプロジェクトをまとめるポートフォリオ機能もあり、プロジェクト横断で進捗や作業負荷を把握できます。
Asanaの主な特徴
Asanaには無料プランがありますが、ワークロードや組織横断のキャパシティ管理は、主に有料プランで提供されています。リソース管理を目的として導入する場合は、必要な機能と対象プランを確認する必要があります。
Asanaはタスク単位で仕事量を管理したい企業に向いています。一方、受注前の案件を含む要員計画や、人月・稼働率を中心としたアサイン管理では、専用ツールとの違いを確認することが重要です。
Wrikeは、プロジェクト管理、タスク管理、ワークフロー管理などの機能を備えたワークマネジメントツールです。
作業負荷チャートを使って、メンバーごとのタスク量や予定時間を確認できます。業務量が多いメンバーから余裕のあるメンバーへ仕事を再配分し、チーム内の負荷を調整できます。
タイムシートや予定時間、ジョブロール、利用状況レポートなど、リソース管理に関連する機能も提供されています。
Wrikeの主な特徴
Wrikeは、プロジェクトの実行管理とチームの作業負荷を一つの環境で管理したい企業に適しています。
なお、高度なリソース管理機能は、プランや有料アドオンによって利用条件が異なります。無料トライアルでは、実際に必要な機能が利用できるか確認しましょう。
Resource Management by Smartsheetは、組織全体のリソース計画やプロジェクトポートフォリオ管理に対応するサービスです。
プロジェクトに必要な人材を割り当て、メンバーごとの空き状況や作業負荷を確認できます。複数のプロジェクトを横断して、人員の需要と供給を把握できる点が特徴です。
人員だけでなく、プロジェクトのスケジュール、時間、予算なども管理できるため、大規模な組織でのリソース計画にも利用できます。
Resource Management by Smartsheetの主な特徴
複数部門や多数のプロジェクトを横断し、中長期的な人員計画を立てたい企業に向いています。
機能や契約形態が比較的多いため、導入時にはSmartsheet本体との関係や必要なライセンス、運用範囲を確認する必要があります。
リソース管理ツールは、機能の多さだけで選ぶと、導入後に使われなくなる可能性があります。現在の管理方法と解決したい課題を整理したうえで、次の6つのポイントを確認しましょう。
最初に、何をリソースとして管理したいのかを明確にします。主な管理対象には、次のようなものがあります。
例えば、人材の空き状況やプロジェクトへの配置を管理したい場合と、日々のタスクを管理したい場合では、適したツールが異なります。「リソース管理」という言葉だけで製品を選ばず、自社が管理したい情報を具体的に整理することが重要です。
一つのプロジェクトだけを管理する場合、一般的なプロジェクト管理ツールでも対応できます。
一方、複数のプロジェクトを兼務するメンバーが多い企業では、プロジェクトを横断して稼働状況を確認できる機能が必要です。
各プロジェクトでは問題がないように見えても、同じメンバーが複数案件に割り当てられ、会社全体では過剰なアサインになっていることがあります。人軸で複数案件のアサインを確認できるか、組織やチーム単位で負荷を集計できるかを確認しましょう。
リソース管理では、現在の状況だけでなく、数カ月先の状況を把握することも重要です。
案件の終了予定や新規案件の開始予定を踏まえて、「いつ、どのようなスキルを持つ人が不足するか」を確認できれば、採用や外部パートナーへの依頼も早めに検討できます。
受注前の見込み案件を登録できるか、仮アサインを使って複数の配置案を比較できるかも確認したいポイントです。
アサイン計画を作成しても、実際の稼働が計画通りになるとは限りません。
当初は月50%の稼働を予定していたメンバーが、実際には80%稼働している場合、別の案件への影響やプロジェクトの採算悪化につながる可能性があります。
計画工数と実績工数の差を確認できるツールであれば、計画の精度を継続的に改善できます。
ツールによって、リソースを管理する単位が異なります。
日々のタスクを管理する場合は、時間や日単位の管理が向いています。中長期の要員計画では、週・月単位や稼働率、人月による管理が適している場合があります。自社が現在使っている管理単位を、そのままツールで扱えるか確認しましょう。
高機能なツールでも、入力や更新に手間がかかると、次第に情報が古くなります。
無料トライアルを利用するときは、画面を見るだけでなく、実際のプロジェクトとメンバーを登録して運用してみることが重要です。
リソース管理ツールとは、企業やプロジェクトが保有する人材、時間、予算、設備などのリソースを把握し、適切な配分を支援するツールです。
特にプロジェクト型の業務では、人材が重要なリソースになります。プロジェクトに必要な人数だけをそろえるのではなく、求められる役割やスキル、経験、稼働可能な時期を考慮して配置する必要があります。
リソース管理ツールを利用することで、次のような情報を一元的に確認できます。
プロジェクト管理ツールは、プロジェクトを期限内に完了するために、タスク、スケジュール、進捗、成果物などを管理するツールです。
一方、リソース管理ツールは、複数のプロジェクトに対して人材や工数をどのように配分するかを管理します。
プロジェクト管理が「案件を予定通り進めること」を中心にするのに対し、リソース管理は「限られた人材をどの案件に配分するか」を中心にする点が異なります。
タスク管理ツールは、個々の作業について「誰が・何を・いつまでに行うか」を管理します。
リソース管理ツールは、タスクよりも上位の単位で、人材の稼働状況や複数案件への配置を確認します。
例えば、「Aさんが今週対応する作業」を管理するのがタスク管理、「Aさんが今月どの案件に何%ずつ参加しているか」を管理するのがリソース管理です。
アサイン管理ツールは、人的リソースの配置に特化したリソース管理ツールの一種です。
メンバーの稼働状況やスキルを確認しながら、適切なプロジェクトへ配置することを支援します。
リソース管理には人材以外の予算、設備、物資なども含まれますが、アサイン管理は主に人材を対象とします。
少人数の組織やプロジェクト数が少ない段階では、Excelやスプレッドシートでもリソース管理を始められます。
一方、管理する人数や案件が増えると、更新や集計にかかる負担も大きくなります。
| 比較項目 | Excel・スプレッドシート | リソース管理ツール |
|---|---|---|
| 導入のしやすさ | すぐに開始できる | 初期設定が必要 |
| 費用 | 既存環境なら追加費用を抑えやすい | 利用料金が発生する |
| 同時編集 | 可能だが運用ルールが必要 | 複数ユーザーでの利用を前提 |
| 更新 | 手作業が中心 | 画面や機能を通じて更新 |
| 集計 | 関数やマクロの作成が必要 | 自動集計できる製品が多い |
| 複数案件の確認 | 表が複雑になりやすい | 人軸・案件軸で確認しやすい |
| 負荷の可視化 | グラフなどを作成する必要がある | 稼働率や作業負荷を可視化 |
| 属人化 | 作成者に依存しやすい | 入力項目や操作を標準化しやすい |
| 履歴管理 | 更新履歴の把握が難しい場合がある | 変更履歴を確認できる製品がある |
Excelが適しているのは、管理する人数やプロジェクトが少なく、更新担当者も限定されている場合です。
次のような状況が増えてきた場合は、リソース管理ツールへの移行を検討するタイミングといえます。
人材とプロジェクトの情報を一つのツールに集約することで、現在の稼働状況を確認しやすくなります。複数の管理表を集めて手作業で集計する必要がなくなり、リソース調整に必要な情報を迅速に把握できます。
複数案件を兼務しているメンバーは、それぞれのプロジェクトだけを見ると負荷が見えにくいことがあります。プロジェクトを横断して稼働率や作業負荷を確認することで、特定のメンバーへの過剰なアサインを早期に発見できます。
将来のアサイン予定が可視化されていると、案件終了後に空きが生じるメンバーを事前に把握できます。次の案件への配置を早めに検討できるため、待機期間の削減や稼働率の改善につながります。
リソース情報が複数のファイルや担当者に分散していると、会議の前に情報を集める必要があります。ツール上で最新情報を共有できれば、会議では情報確認ではなく、配置変更や優先順位などの判断に時間を使えるようになります。
予定工数と実績工数を継続的に比較することで、見積もりと実際の稼働の差を把握できます。過去の実績を次の要員計画や見積もりに反映すれば、リソース計画の精度向上が期待できます。
現在使用しているExcelやスプレッドシートを確認し、どの情報を誰が更新しているか整理します。使用していない項目までそのまま移行すると、入力負担が増えるため注意が必要です。
「複数案件の兼務状況を確認したい」「来月以降の空き人材を把握したい」「受注前案件を含めて要員計画を作りたい」など、目的を具体化します。
課題に対応する機能を「必須」と「あると便利」に分けます。機能数の多さではなく、自社の課題を解決できるかを基準に比較します。
サンプルデータを見るだけでなく、自社のプロジェクトとメンバーを一部登録します。実際の業務に近い状態で試すことで、入力のしやすさや一覧画面の見やすさを判断できます。
まずは管理課題が明確なチームや部門から利用し、運用方法を整えてから対象を広げる方法が有効です。
新規案件を登録するタイミング、アサイン変更時の更新担当者、実績工数を登録する頻度、リソース状況を確認する会議などを決めておきます。
無料プランや無料トライアルを提供している製品があります。ただし、無料プランでは人数、プロジェクト数、ワークロード表示などに制限が設けられている場合があります。無料かどうかだけでなく、自社が必要とするリソース管理機能を利用できるか確認することが重要です。
少人数・少数案件であればExcelでも管理できます。一方、人数や案件が増えると、更新、集計、履歴管理が複雑になりやすくなります。複数案件を横断した稼働状況をすぐに確認できない場合は、専用ツールの導入を検討するタイミングです。
各プロジェクトの情報だけでなく、人ごとのアサイン状況を横断して確認します。メンバーごとの稼働率や予定工数を集計し、過剰なアサインと空きリソースを把握したうえで、案件の優先順位、役割、必要スキルを考慮して再配分します。
将来の案件も含めて調整する場合は、仮アサインやキャパシティ計画に対応したツールが役立ちます。
管理する目的が異なります。工数管理ツールは、業務やプロジェクトに使った時間を記録・集計することが中心です。リソース管理ツールは、予定を含めて人材や時間をどのプロジェクトへ配分するかを管理します。両方の機能を備え、予定工数と実績工数を比較できる製品もあります。
人数が少なくても、複数の案件を兼務している場合や、特定のメンバーに業務が集中している場合は導入効果が期待できます。単純なタスク管理で十分なのか、将来のアサイン計画まで必要なのかを整理して判断しましょう。
リソース管理ツールを導入すると、メンバーの稼働状況や複数プロジェクトへの配置を可視化し、リソースの過不足を早い段階で確認できるようになります。
ただし、製品によって管理できる対象は異なります。
このように、自社が解決したい課題を明確にしてからツールを比較することが重要です。
Co-Assignは、複数プロジェクトへの人材配置や要員計画に特化したアサイン管理ツールです。
人軸・プロジェクト軸でアサイン状況を確認でき、受注前案件への仮アサイン、計画稼働率、予定工数と実績工数の管理にも対応しています。
Excelやスプレッドシートによるアサイン管理に負担を感じている場合は、実際のプロジェクトとメンバーを登録して、運用に合うか確認してみてください。
Co-Assignについて詳しく知りたい方へ
製品資料では、Co-Assignが解決する課題や主な機能、導入事例、利用料金をご紹介しています。すべての機能を30日間試せる無料トライアルもご用意しています。
2026.08.31

アサイン管理について
2026.08.24

アサイン管理について
2026.08.16

アサイン管理について


株式会社NTTデータNJK
Excelでは限界だった。Co-Assignでアサイン会議不要のチーム運営へ
ソリューション・サービス分野 オリジナルソリューション事業部
大川様、藤本様


株式会社USEN-ALMEX(U-NEXT.HD)
タスク管理ツールでは実現できないアサインの見える化への取り組み事例
遠藤様、米澤様


トランスコスモス・アナリティクス株式会社
チーム間の情報共有による円滑なコミュニケーションの実現
渡邊様・橋本様


ジーアイクラウド株式会社
アサイン課題の解決を起点に開発されたツールということが導入の決め手になりました。
松為様


フラー株式会社
これまで煩雑だったアサイン調整・アサイン管理・予定管理工数を7割削減
松崎様


株式会社シーネット
要員の空き状況が可視化できるようになった点は営業部門にとっても役に立っています。
鈴木様