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2022年9月Excelに新機能! それでもExcelに足りない○○○とは?

更新日:2023年2月27日



TableauやPowerBIなど、良いBIツールが現れても、多くの職場では脱Excelが進んでおらず、現役で使われています。

要員計画やアサイン調整といったリソース管理でも、「電卓付きホワイトボード」として、多くの企業でExcel は残り続けています。


そんな Excel(というより Google SpreadSheet) に待望の新機能が入りました!

(正確には、Microsoft Excelには昔からあった機能です)


「名前付き関数」です。


今回は「名前付き関数」の簡単なご紹介と、「電卓付きホワイトボード」としてのExcel(Google SpreadSheet)の問題点を考えてみます。


電卓付きホワイトボード Excel

業務スタイルのオンライン化によって、ホワイトボードに代わるツールの重要性が増しました。 ちょっとした要員計画・アサイン調整といったリソース管理を手軽に行える Excel(Google SpreadSheet)もその選択肢の一つです。


例えば、オンラインミーティングでプロジェクトの要員計画・アサイン管理を行うときも、サッと持ち出せて便利ですよね。


便利な反面、複雑な計算が入ってきたときに、後から見た人がその中身を読み解くのに苦労します。 原因はいろいろあると思いますが、その一つは、計算式に名前をつけられないことだと思います。


新機能「名前付き関数」

以下のような感じでプロジェクトの要員計画を検討したとします。 その時、見積もり当初の体制との差分を計算するために、役割ごとの工数合計を計算することがありますよね。


以下は、自分が過去に作ったExcel(Google SpreadSheet)で実際にあった数式ですが、、 今読むと意味がわかりません。きっと、その時ググって書いたんでしょう。




2022年9月にリリースされた「名前付き関数」を利用すると、この数式に名前を割り当てることができます。


こうすることで、後から見た人もその数式の中身を読み解く必要がなくなります。




もっと様々な使い方があるので、詳しくは以下のサイトをご確認ください。


「電卓付きホワイトボード」の問題点、それは「標準化」

ところで、これですべてが解決するかというと、やはり問題があるように思います。 それは「ホワイトボード」という部分にあると考えています。


「ホワイトボード」に求められる機能は、なんでもできる無限の柔軟性です。 一方で、業務の標準化とは、ルールや業務フローと言う名の制約の上に成り立つものです。

Excel(Google SpreadSheet) というソフトウェアは、そのトレードオフとして、標準化よりも柔軟性を選びました。

そして見事に「電卓付きホワイトボード」のポジションを勝ち取りました。

柔軟性による業務の効率化に限界を感じたら、やはり組織的な標準化(= 脱Excel)を考えていく必要がありそうです。


Co-Assign のご紹介


柔軟性の高いツールを利用して、効率よく仕事をする。 プレイヤーとしては大切なことですが、それではマネージャーとしては失格です。 「要員計画・アサイン調整といたリソース管理の標準化を行うことで、情報伝達の速度と解像度を上げる」この目標のために、私達はCo-Assignを作っています。



「リソース管理」に関する課題に対して、Co-Assign がどのような機能を提供しているかは、機能:リソース管理 にて画面を交えながらご説明しています。




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