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更新日:2026.08.09
公開日:2021.10.21
プロジェクトが増えるにつれて、「誰をどの案件に参加させるか」「来月以降に空きがあるメンバーは誰か」「一部のメンバーに負荷が偏っていないか」といった確認が難しくなります。
プロジェクトアサインを適切に行うには、メンバーのスキルや経験だけでなく、参加期間、稼働率、現在の担当案件、将来の予定などを横断して確認することが重要です。
本記事では、プロジェクトアサインの意味や決めるべき項目、基本的な進め方、リソース管理との関係、アサイン管理を合理化するポイントを解説します。
プロジェクトアサインとは、プロジェクトに参加するメンバーを選び、それぞれの役割や参加期間、稼働率などを決めることです。
単に担当者を決めるだけではありません。プロジェクトが求めるスキルや経験と、各メンバーの現在の稼働状況や将来の予定を照らし合わせ、組織全体として適切な人員配置を行う必要があります。
プロジェクトアサインの主な目的
なお、「アサイン」という言葉自体の意味やビジネスでの使い方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
プロジェクトアサインでは、「誰を参加させるか」だけでなく、いつからいつまで、どの程度の稼働で参加するのかを具体的に決めます。
| 管理項目 | 決める内容 | 確認するポイント |
|---|---|---|
| メンバー | プロジェクトに参加する人材 | スキル、経験、所属、現在の担当案件 |
| 役割 | 責任者、担当領域、ポジション | 役割に必要な能力や権限があるか |
| 参加期間 | 開始日と終了予定日 | ほかの案件と期間が重複していないか |
| 稼働率 | プロジェクトに配分する稼働の割合 | 複数案件を含めた合計稼働率に無理がないか |
| アサイン状況 | 仮アサイン、調整中、確定など | 未確定の予定と確定済みの予定を区別できるか |
これらの情報を共通の形式で管理すると、人員配置の判断根拠が明確になり、関係者間の認識もそろえやすくなります。
プロジェクトアサインは、リソース管理やプロジェクト管理と密接に関係します。ただし、それぞれ管理する対象や目的が異なります。
| 管理業務 | 主な目的 | 主な管理対象 |
|---|---|---|
| プロジェクトアサイン | 案件に適したメンバーを配置する | 参加者、役割、期間、稼働率 |
| リソース管理 | 組織全体の人材や稼働を最適化する | 人員、スキル、工数、空き状況 |
| プロジェクト管理 | プロジェクトを計画どおりに進める | スケジュール、予算、品質、リスク |
| タスク管理 | 個々の作業と進捗を管理する | タスク、担当者、期限、進捗状況 |
| 工数管理 | 作業に使った時間を記録・集計する | 実績時間、作業内容、原価 |
プロジェクトアサインは「誰を、いつ、どの程度配置するか」を決める業務です。一方、タスク管理は、配置されたメンバーが担当する具体的な作業を管理します。
プロジェクトアサインは、次の流れで進めると判断基準を整理しやすくなります。
最初に、プロジェクトの目的、開始予定日、終了予定日、必要な成果物を確認します。期間が曖昧なままでは、ほかの案件との重複や将来の空き状況を正確に判断できません。
プロジェクトマネージャー、エンジニア、デザイナーなど、必要な役割と人数を整理します。資格、業界経験、使用できるツールなど、役割ごとに必要な条件も明確にします。
現在の担当案件だけでなく、プロジェクト開始時点の予定も確認します。今は空いていても、開始予定日に別案件が入っている場合があるためです。
候補者のスキルや経験を、プロジェクトの要件と照合します。人材育成やキャリア形成を考慮する場合は、本人の希望や今後身につけたいスキルも判断材料になります。
候補者を仮アサインし、ほかの案件と合わせた稼働率を確認します。確定前の段階で複数の配置案を比較すると、負荷の偏りや人員不足を発見しやすくなります。
プロジェクト責任者、部門責任者、本人などと調整し、アサインを確定します。確定後も、案件の延長や要件変更、進捗状況に応じて定期的に見直します。
プロジェクトにおけるリソース管理とは、プロジェクトの実行に必要な人材、時間、スキルなどを把握し、適切に配分することです。
プロジェクト単位だけで判断すると、同じメンバーが複数案件にアサインされていることや、別のプロジェクトで人材が不足していることを見落とす可能性があります。そのため、組織全体を横断して確認する視点が必要です。
リソース管理で確認したい情報
これらの情報を一元化すると、目の前のプロジェクトだけでなく、今後の案件を含めた人員計画を立てやすくなります。
高いスキルや豊富な経験を持つメンバーには、複数のプロジェクトからアサインの依頼が集まりやすくなります。案件ごとに個別に調整していると、組織全体での負荷を把握できず、過剰なアサインにつながります。
部門やプロジェクトごとに別々の管理表を使用していると、同じ期間に同じメンバーが複数案件へアサインされることがあります。
メンバーのスキルや経験が整理されていない場合、条件に合う人材が社内にいても候補として見つけられないことがあります。
Excelやスプレッドシートを複数人で運用していると、更新担当者や更新頻度が曖昧になり、実際の状況と管理表に差が生じやすくなります。
確定案件だけを管理していると、提案中の案件を受注した場合に必要な人材を確保できない可能性があります。仮アサインとして将来の予定に反映する仕組みが必要です。
アサイン時に予定した稼働率と、実際に発生した工数の差を確認できないと、次回以降の人員計画に経験を反映できません。
メンバー名、プロジェクト名、役割、期間、稼働率、アサイン状況など、最低限必要な項目を統一します。担当者ごとに異なる形式で管理する状態を防ぐことが重要です。
プロジェクトごとの参加メンバーだけでなく、メンバーごとの担当案件も確認できるようにします。両方の視点を持つことで、重複アサインや負荷の偏りを発見しやすくなります。
誰が、どのタイミングで情報を更新するのかを明確にします。案件の開始・終了・延長・人員変更など、更新が必要になる条件も決めておきましょう。
提案中の案件と受注済みの案件を同じ状態で管理すると、将来の稼働状況を判断しにくくなります。確度やステータスを分けて表示することが有効です。
予定した稼働率と実際の工数を比較し、差が大きいプロジェクトや役割を確認します。比較結果を次のアサイン計画に反映することで、配置精度を高められます。
メンバーやプロジェクトの数が少なく、更新担当者も限定されている場合は、Excelやスプレッドシートでもプロジェクトアサインを管理できます。
一方、案件数や関係者が増えると、複数の管理表が作られ、更新漏れやデータの重複が起きやすくなります。
| Excelで管理しやすい状況 | 専用ツールを検討したい状況 |
|---|---|
| 管理するメンバーや案件が少ない | 複数部門・複数案件を横断して管理したい |
| 更新担当者が限定されている | 複数の担当者が同じ情報を更新する |
| 短期間の予定を確認できればよい | 数か月先の稼働予定まで確認したい |
| 仮アサインを管理する必要がない | 提案中・受注前の案件も人員計画に含めたい |
| 集計や更新を手作業で行える | 稼働率や負荷を自動で可視化したい |
管理表の作成そのものに時間がかかる、最新情報が分からない、部門間の調整が難しいと感じ始めたら、専用ツールを検討するタイミングです。
Co-Assignは、プロジェクトごとの人員配置と、メンバーごとの稼働状況を一元管理するアサイン管理・人材リソース管理ツールです。
人軸とプロジェクト軸の両方からアサイン状況を確認でき、現在の案件だけでなく、将来の稼働予定や仮アサインも管理できます。
Co-Assignでできること
Excelや複数の管理表によるアサイン調整に課題がある場合は、自社の管理方法に合うかをご確認ください。
プロジェクトに参加するメンバーを選び、役割、参加期間、稼働率などを決めることです。プロジェクトの要件と人材のスキルや稼働状況を照らし合わせて判断します。
プロジェクトアサインは、特定の案件に誰を配置するかを決める業務です。リソース管理は、複数の案件や部門を横断し、組織全体の人材や稼働を適切に配分する業務です。
主に、参加メンバー、役割、参加期間、稼働率、アサイン状況を管理します。必要に応じて、スキル、経験、所属、案件の確度なども管理します。
組織によって異なりますが、プロジェクト責任者、部門責任者、リソースマネージャーなどが調整し、本人や関係者との合意を経て決めるケースが一般的です。
可能ですが、すべての案件を合計した稼働率や会議時間、突発対応なども考慮する必要があります。稼働率の合計だけでなく、業務を実行できる余裕があるかを確認しましょう。
メンバーや案件が少ない場合はExcelでも管理できます。ただし、案件数や更新担当者が増えると、更新漏れや重複アサインが起きやすくなるため、専用ツールの利用を検討する必要があります。
管理項目を統一し、人軸とプロジェクト軸の両方で確認できる状態を作ります。さらに、仮アサインと確定アサインを区別し、更新担当者と更新頻度を決めることが重要です。
プロジェクトアサインとは、プロジェクトに適したメンバーを選び、役割、期間、稼働率などを決めることです。
適切なアサインを行うためには、プロジェクト単位だけでなく、メンバーごとの担当案件や将来の予定を横断して確認する必要があります。
管理項目の標準化、人軸・プロジェクト軸での可視化、仮アサインの管理、予定と実績の比較を行うことで、重複アサインや負荷の偏りを防ぎやすくなります。
Excelでの管理が複雑になってきた場合は、アサイン管理や人材リソース管理に対応した専用ツールも選択肢になります。
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