DX推進の大きな課題であるDX人材不足
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、企業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)への取り組みが加速しています。 一方で、総務省が公表した2022年の情報通信白書によると、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進する上の課題として、日本企業は「人材不足」の回答が68%と最も多く、次いで「デジタル技術の知識・リテラシーの不足」の回答が45%となり、人材に関する課題がDX推進の課題・障壁であることが分かりました。
出典:「令和4年版情報通信白書」(総務省)https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nd238210.html
DX人材不足の2つの理由
デジタル人材が不足する理由について、日本企業は「デジタル人材を採用する体制が整っていない」「デジタル人材を育成する体制が整っていない」が上位となり、採用・育成も企業の思い通りに進んでいないことが分かります。
各企業がDXを推進していくなかで、CIOやCDO等のデジタル化の主導者、AI・データ解析の専門家に加え、実際のDXを推進していくシステム開発を行うデジタル人材は必須となりますが、採用・育成が思い通りに進まないことからその確保が進まず、企業のDX推進の課題・障壁となっていることが分かります。
出典:「令和4年版情報通信白書」(総務省)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nf308000.html#d0308370
DX人材不足を解消する3つの解決策
デジタル人材不足によりDX推進がうまくいかない、デジタル人材を確保するための採用・育成も思い通りに進まない中で、DX人材不足を解消する3つの解決策をご紹介します。
1.外部パートナーの活用
社内で採用・育成ができない場合には、社外の高い経験・専門性を持っている人材を活用することが、最も早い解決策の一つです。
デジタル人材と一口に言っても、CIOやCDO等のデジタル化の主導者から、AI・データ解析の専門家、システム開発の経験者としてもプロジェクトマネージャー、サーバーサイドエンジニア、フロントエンドエンジニアと様々な分野の経験・専門性が必要となります。
外部パートナーには、それぞれの専門領域ごとに経験を積んだ経験者・専門家がいますので、そのような外部パートナーを活用することが、解決策の一つとなります。
2.DX人材のリソース管理の最適化
二つ目の解決策は、DX人材のリソース管理の最適化です。
外部パートナーを活用した場合でも、人材確保の制約・予算の制約から、潤沢な体制でDXを推進できるとは限りません。その限られたDX人材を最適に活用するためには、DX人材のリソース管理の最適化が必要になります。
各種DX案件・システム開発案件を推進していく上で必要なスキルごとの人的リソースを明確にし、そのスキルごとの人的リソースが何人必要なのか、いつまで必要なのか、現状何人足りてないのかを明確にして、DX案件・システム開発案件間でのリソース管理の最適化を行うことで、限られたDX人材の最適活用が可能になります。
3.外部ソリューションの活用
最後に、外部ソリューションの活用です。DX領域においても、DX業務を効率化するSaaSソリューションが普及してきており、そのようなソリューションを活用することで、限られたDX人的リソースを効率的に活用することが可能になります。
DX業務においても、情報共有、情報管理をはじめとするやりとりには手間と時間がかかっている場合があり、適切な外部ソリューションを活用することで、DX人材の最適活用が可能となります。
DX人材不足解消に役立つ人的リソース管理ツール
DX人材不足を解消するためにアイリッジが開発したCo-Assign(コーアサイン)は、人材の最適配置や需給見通しなどが行えるリソース管理に特化したソリューションです。
Co-Assign(コーアサイン)はメンバー別稼働予定表を簡単に作成でき、スキルや経験などの人材データベース機能も持っているため、
・人的リソースのアサイン状況の見える化
・プロジェクトへの適切なアサイン検討
・部署を横断した迅速な情報共有
を実現することで、人的リソースの最適活用を可能にするソリューションです。
直近では機能強化もありプロジェクトの予実管理もできることになり、より使い勝手が良くなりました。
「リソース管理」に関する課題に対して、Co-Assign がどのような機能を提供しているかは、 機能:リソース管理 にて画面を交えながらご説明しています。
無料でトライアル利用が可能なため、手軽にお試し利用することも可能です。
デジタル人材不足を解消したい方・人的リソース管理の最適化を行いたい方はぜひ こちらの 無料トライアル フォーム からお申し込みください。