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アサイン管理について

公開日:2025.11.04

アサイン管理でつくる「戦略的な組織運営」総まとめ

― 戦略とリソースをつなぐ“3つの視点”

Co-Assignを提供する中で、日々お客様とお話ししていると、
「人はいるのに戦略が動かない」「重要な施策にリソースを割けない」といった声をよく伺います。

そうした現場のリアルな課題に向き合うなかで、私たちは改めて感じました。
アサイン管理とは単なる業務効率化の手段ではなく、
経営戦略を現場で実行できる組織をつくることにつながる仕組みなのだと。

その実感をもとに、私たちが考える「戦略的な組織運営」のあり方を整理したのが、
本シリーズ「アサイン管理でつくる“戦略的な組織運営”」です。


本記事は、Co-Assign公式ブログで連載した
「アサイン管理でつくる“戦略的な組織運営”」全3回シリーズ
第1回第2回第3回)の
内容を一つにまとめたサマリー版です。

シリーズ全体を通して、
「戦略を描くだけでなく、実行できる組織をどう設計するか」
というテーマのもと、
①戦略余力の設計 → ②余力の運用 → ③戦略投資への転換
という3ステップで、組織変革の考え方を整理しました。


1.戦略余力を設計する(vol.1)

多くの企業が「100%稼働」を理想としがちですが、それでは突発対応や新規施策への柔軟なリソース転換が難しくなります。
10〜15%の余力を“戦略的な投資枠”として設計することが、変化に強い経営の第一歩です。

2.余力を運用できる仕組みにする(vol.2)

余力を確保しても、それを“活かす仕組み”がなければ形骸化します。
稼働率や余力率、再配分タイミングなどの指標を可視化し、意思決定サイクルに組み込むことで、戦略的なリソース運用が実現します。
Co-Assignでは、稼働データを基盤とした「稼働×戦略テーマ」マトリクス設計が有効です。

3.余力を戦略投資に変える(vol.3)

確保・運用した余力を“待機”ではなく“投資”として扱うことで、組織は新たな成長フェーズに進みます。
新規施策、改善活動、育成、顧客理解など、4つの投資方向性を設定し、アサイン会議を「リソース調整の場」から「投資配分を議論する経営会議」へ進化させることができます。

まとめ:アサイン管理を「経営の実行基盤」に

アサイン管理は単なるリソース配分ツールではなく、経営戦略を現場で動かす“実行基盤”です。
人と時間というリソースを見える化し、戦略余力を設計・運用・投資へと展開することで、組織の実行力を飛躍的に高めることができます。


各回の記事はこちら:

私たち、株式会社アイリッジは、リソース管理・アサイン管理業務を効率化する人材最適化プラットフォーム Co-Assign(コーアサイン)を提供しています。

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