日々の業務において「アサインする」という言葉を使うことがあると思いますが
英語の表現としては不適切な表現で、正しくは「アサインメントする」という表現になります。
組織において、効率よく業績を達成したり、人材を育成したりするために、的確な指示や業務の割り当てを行う「アサインメント」が注目されています。
そんな「アサインメント」についてですが実は様々な種類があるのをご存知ですが?
ここでは、代表的なアサインメントの種類をいくつかピックアップして、紹介いたします。
・ジョブアサインメント
「ジョブアサインメント」とは、企業や組織において、メンバーやチームに対して、特定の業務やプロジェクトを割り当てることを指します。
上司やマネージャーが業績を達成するためや育成目的のために部下に仕事を任せる「ジョブアサインメント」は、アサインメントの代表格です。
適切なアサインメントによって、チームメンバーのモチベーションが高まり、生産性や品質が向上することが期待されます。
また、アサインメントを通じて、チームメンバーのスキルアップやキャリアアップにもつながることがあります。
しかし、チームメンバーのスキルや興味関心が変化することがありますので定期的に見直すことも重要です。
ジョブアサインメントをスムーズに行うためには、以下のようなポイントに注意することが重要です。
1.目的を明確にする
ジョブアサインメントを行う前に、その目的を明確にすることが重要です。どのような目的でジョブアサインメントを行うのか、何を達成するためにジョブアサインメントを行うのかを明確にすることで、適切な人材を割り当てることができます。
2.スキルや能力を評価する
ジョブアサインメントには、適切なスキルや能力を持った人材を割り当てることが重要です。メンバーのスキルや能力を正確に評価し、適切な役割を割り当てることで、生産性を向上させることができます。
3.コミュニケーションを強化する
ジョブアサインメントを行う際には、メンバーやチームメンバーとのコミュニケーションを強化することが重要です。アサインメントに対する期待や役割、期限などを明確にし、適切な情報を共有することで、ミスやミスコミュニケーションを防ぐことができます。
4.監視とフィードバックを行う
ジョブアサインメントが進行している間、適宜監視を行い、進捗状況や問題点を把握することが重要です。また、定期的なフィードバックを行い、メンバーのモチベーションを維持し、アサインメントの品質を向上させることができます。
5.フレキシブルなスケジュールを設定する
ジョブアサインメントには、急な変更が発生することがあるため、フレキシブルなスケジュールを設定することが重要です。メンバーがアサインメントに対応できるように、余裕をもってスケジュールを調整できるようにすることが必要です。
・ストレッチアサインメント
「ストレッチアサインメント」とは、現在の実力では達成困難と思われる役職・ポジションにあえて任命することでその人のキャリアアップを促すことものになります。
新しい挑戦を与えられることで、メンバーは自信を持って業務に取り組むことができ、業務に対する意欲が高まることが期待されます。無理難題を押しつけるのではありません。
チャレンジできる環境や逆境を用意して、メンバーを奮起させ成長させていくのです。しかし一歩間違えばプレッシャーに押しつぶされてしまいます。
ストレッチアサインメントは慎重に進めなくてはなりません。
ストレッチアサインメントをスムーズに行うためには、以下のようなポイントに注意することが重要です。
1.サポートを提供する
ストレッチアサインメントには、サポートを提供することが重要です。メンバーが新しいスキルや能力を習得するために必要なトレーニングやリソースを提供することで、ストレッチアサインメントが成功する可能性を高めることができます。
2.フィードバックを行う
ストレッチアサインメントに取り組むメンバーには、定期的なフィードバックを行うことが重要です。彼らが目標に向かって進んでいるか、適切なサポートを受けているかを確認し、進捗状況に応じて適切なアドバイスを提供することが必要です。
3.成果を評価する
ストレッチアサインメントが成功したかどうかを判断するためには、成果を評価することが重要です。目標に向けて取り組んだメンバーの成果を評価し、新しいスキルや能力を習得したかどうかを確認することで、ストレッチアサインメントが有効であるかどうかを判断することができます。
今回は2つのアサインメントを紹介させていただきました。
アサインメントを考える上ではメンバーの成長を意識することで、今後の組織としての生産性が向上することにも繋がります。
リモート環境ではなかなかコミュニケーションをする機会も少ないため
メンバーを理解する上でもアサイン管理ツールやリソース管理ツールを利用することでメンバーを客観的な目線で見ることができます。
長期的なチームワークの向上、生産性や品質の向上につながるので一度ツールを利用して分析をしてみてはいかがでしょうか。
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