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アサイン管理について

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公開日:2025.06.13

アサイン管理は“経営課題”である

――属人化と感覚任せから脱却し、組織力を底上げする

はじめに

「このプロジェクト、誰が空いてる?」「あの人、また忙しそう…」
そんな会話が日常化している組織は、アサイン管理の“見えないコスト”に気づいていないかもしれません。

アサイン管理とは、単に「誰が何をやるか」を決めるだけの業務ではありません。
経営の意思決定や、事業の成長を左右する重要なマネジメント領域です。

本記事では、なぜアサイン管理が経営課題なのか、そして何から始めるべきかを整理してご紹介します。

アサインの乱れは、利益の乱れ

アサイン管理が曖昧なまま進むと、以下のような課題が起こります。

  • 一部の人に稼働が集中し、残業や離職リスクが高まる
  • 一方で、業務が割り当てられていない人材が生まれ、稼働率が低下
  • 属人的な判断での配置が横行し、スキルミスマッチや機会損失を招く
  • プロジェクト収支が読みづらく、利益率が悪化

このような状況は、個人や現場の問題ではなく、組織構造や情報設計の問題です。
だからこそ、アサイン管理は経営の視点で捉える必要があります。

感覚でのアサインに潜む“経営リスク”

多くの企業では、プロジェクトリーダーやマネージャーの「勘と経験」に依存したアサインがいまだに行われています。
しかしこれは以下のようなリスクを伴います。

  • 計画通りに進まないプロジェクト(予実のズレ)
  • 属人化による判断のばらつき(マネージャーごとにアサイン方針が異なる)
  • 評価・リソース最適化ができない組織(配置の可視化がない)

つまり、感覚頼みのアサインは、組織の再現性・持続可能性を下げてしまうのです。

アサイン管理は経営の“共通言語”になる

逆に、アサイン管理を仕組み化・可視化すると、さまざまな部門が同じ指標で会話できるようになります。

  • 現場:「稼働率が高く、〇〇さんは今月対応が難しい」
  • 管理部門:「人材の空き状況をもとに、教育や配置転換を検討」
  • 経営:「全体の稼働・利益構造をもとに、採用や外注戦略を立案」

このように、アサイン情報は全社の判断基盤になり得るのです。

では、何から始めるべきか?

まず取り組むべきは、**人材・スキル・プロジェクト・稼働状況の「見える化」**です。

  • 誰が、どんなスキルを持っていて
  • どのプロジェクトにいつまでアサインされていて
  • どれだけの稼働があるのか?

この情報が揃えば、適切な意思決定が可能になり、アサインは“戦略”になります。

まとめ:アサイン管理を“経営の武器”に

アサイン管理は単なる業務の一部ではなく、人材というリソースを最大限に活かすための経営施策です。

感覚からデータへ、属人化から仕組み化へ――。
アサインの見える化から、組織の未来が変わります。

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